平和主義ねこと「象の背中」「長い散歩」

ちびっこたちのお部屋を、お掃除しようとしたら・・・




これこれ、お掃除できひんでしょ。





するよ～。
だって、床もなんだか汚れてるやん？





あら、とらちゃん
いつのまに、ちびっこ部屋に入ってきたんよ





あれま、ゆうちゃん
おしっぽが～




１キロあるかないかのゆうちゃんが、７キロのとらちゃんを脅してる




とら・・・頑張れ（ぇ？






あかんたれ、とら・・・





おもちゃで気ぃそらしてくれたね






とらったら・・・
ゆうちゃん生意気やったら、ガツーンといわしてやらなあかんやん










世の中が、とらちゃんみたいな人ばっかりだったら
平和になるかもしれないわね・・・



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ところで、久しぶりに映画のレビューなんかも・・・



昨日、今日と仕事が休みだったので、「象の背中」と「長い散歩」をＤＶＤで見ました。

「象の背中」は、いい役者さんぞろいってのもあるけれど
闘病生活をきれいにまとめすぎなきらいがありました。
でも、岸部一徳さんと役所広司さんが西瓜を食べるシーンは、
かなりぐっときました。心に残るワンシーン、ですね。
とてもよく出来た妻に子供２人、残された時間をホスピスで一緒に過す
主人公が、愛人に「会いたい」と電話をかけるシーンだけは
どうしても受け入れることが出来ませんでした　＾＾；

今日見た「長い散歩」は、「象の背中」よりも、より心に響く内容でしたよ。
主役の緒方拳さんの演技は、そりゃもう、文句のつけようがないのですが
子役の杉浦花菜ちゃんがいいですね、うん。
松田翔太くんもお父さん(故松田優作さん)とはまた違った魅力の持ち主ですね。
暗い瞳と不思議に人を引きつける笑顔が、アフリカからの帰国子女、という
設定を引き立てていたように思います。
後半、なんだか、涙が止まらなくなりました。

同じようなネグレクトを扱った映画では「誰もしらない」が有名ですが
あちらの母親役ＹＯＵさんもすごかったけど、
こちらの母親役高岡早紀さんにも舌を巻きました。
その育ちから底知れぬ闇が、静かに流れているようで・・・・
正直、ゾッとしました。

最後、主人公と別れた少女はその後どうしたのだろう、
ちゃんと保護されて、幼稚園にも行けて
学校にも行き、そして、願わくば、よい家庭の里子として
迎えてもらえたら・・・と願わずにはいられない、
そう思うと、また辛くて涙が出てしまような
そんな映画でした。

せりふも音楽も少なくて、静かに時間が流れるような映画です。
かなりおすすめだと思います。